司法修習(3)
前々回の投稿の司法修習の実務修習地の話の続きになります。
どこの修習地に配属となるかは、ほとんどの修習生にとって重大な関心事となっています。
ですが、残念なことに自分で自由に修習地を決めることはできず、修習地の希望を出すことになり、抽選になります。
希望は、第6希望ぐらいまで出すことができたと記憶しています。
ただ、希望を出す際に、いくつか縛りがあります。
修習地ごとにグルーピングがなされていて、特定のグループ(いわゆる人気がある修習地)から選択できるのは2か所までとか、第5、第6希望は別のグループ(人気がない修習地)から希望地を選択しなければならない、というような感じです。
しかも、希望を出す際にはなぜその地を希望するのか理由の記載も求められます。
ここで、行きたい(または行きたくない)修習地がある人は、どうするか頭を悩ませることになります。
第6希望まで書けば、絶対に行きたくない地は回避できるかもしれない。
いや、待てよ、ここで第6希望まで全部埋めたとすると、この人は第6希望までで書いてある地ならどこでもいいと思われて、第5とか第6に(やむなく)書いた地に配属されてしまうかもしれない。
それは避けたい。
やっぱり第1希望(せめて第2希望)を叶えたいわけですよ。
だったら、自分の行きたい希望地だけ「強い念を込めて」「太字で書いて」それが叶わないならどこにでも飛ばしてくれということで、自分の本当に行きたい希望地だけ書いて「以下、一任」とするという選択もあるわけです。
この選択は、本当に悩ましかったです。
そんなこんなの修習地の配属先争奪戦(?)ですが、私の修習配属地は、東京となりました。
できれば横浜で修習をしたかったですが、第1希望は叶わず。
とはいえ、第2希望の東京に滑り込むことができました。
遠方の地での修習となりますと、住む場所を探したり引っ越しをしたり、就職活動での負担も増えますので、それなりに大変です。
どうにかそれを回避することができ、東京での司法修習が始まりました。


