書籍のご紹介2
前回の投稿では、私が購入した書籍の紹介をいたしました。
前回は、交通事故の分野に関する書籍の紹介でしたが、今回は、債務整理の分野に関する書籍を1つご紹介できればと思います。
債務整理実務研究会[編]
事例に学ぶ債務整理入門 事件対応の思考と実務
民事法研究会、2014年
民事法研究会が出版しているこの事例に学ぶシリーズは、債務整理の分野以外にも刑事弁護や離婚事件など、いくつかの分野で刊行がされています。
私が読んだことがある事例に学ぶシリーズは、この債務整理の分野のものだけですが、当時弁護士1年目(もう10年以上前ですが)の私にはとても得るものが多かった書籍で、印象に残っています。
この書籍には、債務整理の手続選択や各手続きの基本的な流れ、注意するべきことなど、これから債務整理の分野を扱う弁護士にとって参考になる内容が多く書かれています。
法律の専門書を最初から最後まで通読することは少ないですが、この書籍は、実践的手引書ということで、非常に読みやすく通読しやすいのもおすすめポイントです。
弁護士の仕事を始めてから購入した書籍は、100冊以上はありそうですが、久々にこの書籍をみてみたら、この書籍には付箋がたくさんついて、当時はこういうことを読みながら考えていたんだなと、なつかしい気持ちになりました。


