前々回の投稿で、弁護士の必需品の1つとして、書籍(本)があるということを書きました。
そこで、今回の投稿では、私が実際に購入した書籍を1つ紹介したいと思
・・・(続きはこちら) 前々回の投稿で、弁護士の必需品の1つとして、書籍(本)があるということを書きました。
そこで、今回の投稿では、私が実際に購入した書籍を1つ紹介したいと思います。
今回は、交通事故の分野に関する書籍です。
濱口 裕之 著
後遺障害の患者さんを救う!交通事故診療のピットフォール
株式会社日経BP、2024年
ピットフォール(pitfall)というのは、「落とし穴」という意味のようです。
「後遺障害認定にMRIが必須」と誤解される理由
抜釘のタイミングで圧迫骨折の後遺障害等級が変わる
脊髄損傷が自賠責保険で非該当となる意外な理由
交通事故による半月板損傷は変性とみなされやすい
など、この書籍で扱われているテーマに気になるものが多かったので、購入してみることにしました。
この書籍は、弁護士に向けてというよりも、主に臨床医の先生に向けて書かれていますが、弁護士が読んでも参考になる内容が書かれていると思います。
また、交通事故事案を取り扱っていると、医師の先生に意見書の作成を依頼することがあります。
ですが、私は、医学的なことについては素人ですので、ポイントを押さえた意見書の作成依頼を出すことは容易ではありません。
そういった意見書の作成を依頼する際にも、作成依頼のヒントとなることや前提として知っておきたい知識が書かれていますので、そういった点も参考になります。